新刊で購入。フリークスが多く出てきて戦争前の昭和が舞台だと聞くと、丸尾末広ばりのエログロ系作品を思い浮かべるかもしれないが、全く逆。静謐で幻想的だけれども不思議なリアリティを備えている。全編とても非常に美しい。さすが近藤さんというべき作品です。
 ちなみに、もちろん私は発売日に購入したので、手もとにカバーのローマ字表記の名前がひっくり返っているバージョンです。気を付けていてもこういう大きな誤植は起きるんですね。