クラファンで。柔らかい絵とちょうど良いテンポ、単なるドキュメント・エッセイマンガを超えて二人の「職人」の興味深い対話(それにしてもフランス人は議論が様になってる!)が見事に融合している。多くの読者を得ているのも納得の出来。
 趣旨をパクって日本版(日本酒とマンガ)でやれば良いのに。
 本書の翻訳は出版社が乗り気じゃなくてなかなか実現しなかったらしいんだけど、マンガ好きかつワイン好きなんて、私を含め日本には結構な数が生息してそうな気がするんだけど、そんなことないのかな。
 マンガ好きだとオタク寄りで酒飲まず、ワイン好きはスノッブでオタク趣味から遠いのだろうか。よく分からん。ワインもマンガもオタク気質の人間には向いた趣味だと思うのだが。