中学生日記―一生で一番ダサイ季節

中学生日記―一生で一番ダサイ季節

 100円でサルベージ。いわゆる「中2病」的笑いよりもさらに卑近な形で中学生を描いている。しかも1クラス全員分のキャラ設定があって、それぞれにエピソードが用意されているので、何らかのキャラには自分や知人の類似点を見出せるだろう。
 ただ、中学時代のしょうもなさが上手く表現できているのは確かだが、ギャグとして笑えるわけでもないし、かといってノスタルジーを掻き立てられるわけでもない。というわけで、面白さという点ではいまいち。