キンドルで購入。前作に続き、各種の情報災害・「風評加害」への対決大変な労力が割かれた力作。それだけではなく、情報災害の背後にある文化的背景、デマ屋やクソ活動家たちの喧伝する被害者文化への批判も非常に真っ当だ。
 事実と証拠、科学や公正さを重視する「尊厳の文化」を推進するためにも、1人でも多くの人に読んで欲しい。ある意味「トンデモ」退治とも言える、割に合わないが、とても大事で大きな価値があるこういった業績を応援するためにも。
 いやこれは大袈裟じゃなくて、ワクチンデマ、災害デマ、中国やロシアや北朝鮮の尻馬に乗った汚染水デマ、なんて数千数万の命を危険にさらしたり、ナチス同然の連中に味方するようなもんなわけですよ。デマ屋は単なるバカな困ったちゃんで済ませちゃいかんと、多くの人に自覚してもらうのは今後ますます大事になるだろうし。