労働2号

労働2号

 100円でサルベージ。表題作である「労働2号」は、内容的にはいい話なんだが、絵のせいでシュールなギャグマンガになっていて笑える。こういう絵は練習して描けるものなのだろうか。
 技巧的に優れていることが、必ずしも芸術的な価値と比例していると言い切れないというのは、こういう作品を読むと痛感する。難しいものだ。