言葉の煎じ薬

言葉の煎じ薬

 新刊で購入。このシリーズの恒例通り、まえがきには大いに笑わしていただいた。皮肉が効いた指摘は健在で、楽しく読める。
 呉さんの本はどの本も、ソフトカバーでシンプルだけど、無駄なこけおどしがなく品が良い。ご本人の趣味なのかな。多分ハードカバーでないと値段も少し安くできるのだろうし、いいことだ。何となく書いていることと一貫性がある気がして、とても好感が持てる。