チャイニーズ・ライフ――激動の中国を生きたある中国人画家の物語【上巻】「父の時代」から「党の時代」へ

チャイニーズ・ライフ――激動の中国を生きたある中国人画家の物語【上巻】「父の時代」から「党の時代」へ

チャイニーズ・ライフ――激動の中国を生きたある中国人画家の物語【下巻】「党の時代」から「金の時代」へ

チャイニーズ・ライフ――激動の中国を生きたある中国人画家の物語【下巻】「党の時代」から「金の時代」へ

 図書館で見かけて、漫棚さんが以前紹介していたのを思い出して借りて来た。
 前半の大躍進運動から文化大革命の部分が読み応えがある。あれだけのキチガイ沙汰が何で猖獗を極めたのかもよく分からないが、それをシナの人口でやるんだからもう凄すぎてわけわかめですよ。ごく普通の中国人の多くが、こんな激動の人生を送ってきたわけですから、いやはやため息しかで出ません。
 天安門事件についてはサラリと流していて、しょうがないと言えばしょうがないけど残念。
 絵もちょっと松本大洋入っている感じで格好良いし、読み応え十分ですた。