古書店で購入。どんな話でも必ず凄絶になってしまうのが平田先生の偉さですな。大抵主人公死んじゃうし。「落城の譜」はもはや不条理劇というくらい、ちょっとしたことがとんでもない悲劇にまで膨らんじゃいます。
 現代でも右翼的なこと(「日本的武士道精神が〜」)言う人はいるけど、平田マンガの世界をリアルで生きてからそういう大層なこと言ってほしいね。