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塹壕の戦争: 1914-1918

　新刊で購入。珍しくジャケ買い。陰惨な塹壕戦の実態をちょっとグネっとした絵で描いてるんだけど、途方もない悲劇になると不条理すぎて笑っちゃうようなことってあるじゃないですか、そういう感触がありますね。
　これはホント偶然なんだろうけど、訳者あとがきに『この世界の片隅に』と読み比べてみたくなったと書いてあるんですよ。確かに表面上はまったく似ていないけど、大上段に振りかぶっていない戦争ものという意味では分かる気がします。非常に良いマンガかと。訳者お薦めの通り『この〜』が公開されてる今、セットで読むとより価値が増すかと。