図書館で借りて観る。一度はくじけて撤退するも、再び悪に立ち向かい最後は非業の死を遂げる主人公の判事はとても格好良い。一番ズルい汚職警官たちだけが無傷なのがやるせないね。
 判事と家族の関係も、ダメ映画だともっとこってりしつこく描きそうだけど、サラっとしていて、最後の暗殺場面の悲惨さもこれまた表面的には抑え気味で美しく仕上がっている。
 なかんか良い映画だった。