15回目の『この世界の片隅に』は新所沢レッツシネパークで。結構遠かったな。
 今回初めて気付いたのは、冒頭サギがカニをついばんで食べるところで、飲み込む時に「ゴクン」と喉が鳴ることと、すずさんが最初に里帰りするときに、家の壁に貼ってある紙に鬼いちゃんの絵を切ったものが混じっていること。
 サギの喉で分かるように、音は(ブラッシュアップ版というのも効いてる?)非常にバランスよく、小さな音もクリアに聞こえた。大音響の迫力は幕張などの最高ランクに多少劣るが、トータルクオリティは高し。最後の「タンポポ」の輪唱も非常に美しく聞こえた。
 しかしこの劇場の席は他の劇場と比べ物にならないくらい良いね。普通料金の席が並みの劇場のプレミアクラス。席の前後左右の間隔もメチャ広くて真ん中の席に行くのに全く「スイマセンスイマセン」しなくて済むのは凄い。近所の人がうらやましいくらい。これで、カバンなど荷物置くスペースが何らかの形で確保されて、もう少しスクリーンが大きければ理想の鑑賞環境でしょう。
 前回鑑賞から1か月以上空いたからかもしれないが、感激度合いは全く衰えず。何と偉大な映画か!!!
 2月に全国のイオンシネマでまた上映があるという非常に嬉しいニュースがあったので、来月は幕張また行かないと。2018年は何回鑑賞できるか。できるだけ沢山観たいな。