図書館で借りて読了。フリガナ付きで小学校高学年から中学生でも読める。が、内容は『累犯障害者』の延長線上にあるもので、なかなか他に言う人がいない重要かつ興味深いもの。むしろこちらの方がボリューム的にもコンパクトで比較的新しいデータの紹介もあり、手に取りやすくかつ多くの人に読んでほしいものかもしれない。
 まだまだ不十分にもほどがある酷い日本の障碍者福祉政策だが、ほんのわずかづつでも改善されているらしいのは多少希望が持てる。
 山本さんは多分国会議員続けていても、失礼ながらこのような良い本を出すほどの仕事ができた可能性は低かったのでは。そういう意味では、まさしく天の気まぐれというか、塞翁が馬というか、ともかく分からないものだ。
 ごちゃごちゃ書いたが、とにかく皆読みましょう。