リア王 (光文社古典新訳文庫)

リア王 (光文社古典新訳文庫)

 素晴らしい。王様が気が狂うというだけで何となく嬉しくなってしまう。やはり、権謀術数や復讐というのは普遍性のあるテーマなのであろう、どんなにその作品が時空的に現在と隔たった場で作られたとしても、面白く感じることができると思う(もちろん質が高ければという限定つきだが)。