分類思考の世界 (講談社現代新書)

分類思考の世界 (講談社現代新書)

 図書館で借りて読了。なかなか読ませる。「種」概念をめぐる分類学の話を、所々寄り道しながら、でも中心テーマはしっかり捉えながらという、ちょうどいい具合でしてくれている。しかし、分類学の本でラッセルやウィギンズ、その他にもナボコフまでも出てくるとは。
 挙げた名前で推測できる通り、紹介されている色々なエピソードも興味深い。おススメ。