新刊で購入。これだけ直球のルサンチマンを発散しているキャラは珍しいのではないかと思わせる、主人公毒薬の存在感が素晴らしい。これは本田透でなくとも「オリはよう・・・」と口調をまねしたくなる。妙に実存的なのも他のジョージ秋山作品と共通している。アクの強いものが好きな方は読んでみてはどうだろう。