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破滅の美学―ヤクザ映画への鎮魂歌(レクイエム) (幻冬舎アウトロー文庫)

　というわけで、昨日100円で買った本書を読了。さすがに脚本家が書いた本だけあって、構成が巧みだ。ヤクザの実態・エピソード、ヤクザの歴史、自分の生い立ち、俳優や監督などの芸能界内幕と、いくつかの要素がよどみなく配置されていて、非常に読ませる。
　しかも個々の話の中身がめっぽう興味深いとくれば、面白くならないはずがない。というわけで、おすすめです。