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　今日は、いつも感じているDQNへの軽蔑やそれに伴う疲労感ではなく、不当なことに対する強い怒りという感情を感じた。同僚の一人が、どうやら広い意味での業務に起因して、理不尽な目にあい、倒れる寸前だということが分かった。世の中は理不尽なことだらけで、怒って批判してもどうしようもないことがほとんどだということは理解していても、自分に近い場所でそういったことが起こると、青臭い義憤が吹き上がるのを抑えることはできなかった。
　気分としては、前線で一緒に戦っている仲間がやられたときに、敵に向けられる復讐心に近いものではないだろうか。自分でも、こういった激しい感情に捕われたことに少々驚いている。
　週明け以降、それで解決ということは到底見込めないし、ひょっとしたら事態を悪化させる可能性も十分あるが、私ができる範囲で仲間の力になる方法を試してみるつもりだ。
　何もしないでいるのは、自分が卑劣漢になったようで耐えられない。