一二三の玉手箱

一二三の玉手箱

 図書館で借りて読了。将棋ファンみんなが大好きひふみんの、自戦解説とエッセイ、それにひふみん伝説紹介という中身。将棋の解説は私には難しいので評価は保留。エッセイは素人臭くて文章が上手くないということで、質はいまいち。信仰がらみ(ひふみんは熱心なクリスチャン)の話も単なる将棋ファンにはあまり興味はわかない。冒頭のひふみん伝説が一番面白いかな。割とよく知られたものばかりだが、ひふみんの奇人ぷりがよくわかる。加藤一二三のような愛すべき変わり者は付き合うとめんどくさいのかもしれないけれど、はたで見る分には本当に楽しい。