- 作者: 福満しげゆき
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: コミック
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しかし、中身は面白い。もてない人間の妬み・嫉みが絡んだ描写は相変わらず笑える(けれども悲しい)し、バトル・アクションシーンも独特の上手さがある。
この人はいわゆる負け組み的テイストが一番注目されているんだろうし、私もそこに惹かれてファンになったわけだが(本書の「あとがき」は見事な実例。大変よろしい内容)、ギャグセンスや娯楽性もなかなかのものがある。それが近年の中規模な成功を引き寄せたのだろう(デビュー作からしばらくの間の若さ・痛さが前面に出た作品も素晴らしいのだが)。
エッセイ系統のマンガだけでなく、こういったものもどんどん描いてほしい。おすすめ。
余談。机の上が狭すぎて妻フィギュア飾れない。もったいないなぁ。