舌の世界史 (新潮文庫)

舌の世界史 (新潮文庫)

料理人の休日 (新潮文庫)

料理人の休日 (新潮文庫)

 図書館で借りて読了。単なるグルメエッセイでなく、知的にフランス料理を体系だてて理解したいという著者の意志がにじみ出ていて好感が持てる。理屈と歴史を踏まえているから、人にも教えやすいだろうし、先生としてはとても適正があったんじゃなかろうか。
 お店のデータなど古くなってしまった部分も多いが、大部分は今でも十分楽しく読むことができた。日本料理でも同じようなことをしている人はいないのかね?