図書館で借りて読了。のだめブームに乗って出した本。著者の他の本に比べると少し落ちるかなー。さそうあきらの『神童』について色々書いてくれているかと期待して読んだのだが、ほとんど言及はなく、あっても映画版だったりして大変残念。『のだめ』も悪くないけど、『神童』に比べたら大分格落ちでしょ。ただ、音楽そのものというより音楽業界事情の話をするんだったら、『のだめ』の方が題材としては使いやすいというのは分かるんですがね。
 まあでも、専門外の指揮者については知り合いの指揮者の話を紹介していたりして、それなりに楽しくは読めます。