独身・無職者のリアル (扶桑社新書)

独身・無職者のリアル (扶桑社新書)

 図書館で借りて読了。紹介されているSNEPの具体例が、あまりにも自分と距離がなくて恐ろしくなった。特に吉田啓太さんの話(pp.73-86)は、私の分身じゃないかというくらい色んな意味で似すぎていて戦慄ものですよ。
 親も老いてもうすぐ私が介護しなきゃならなくなるだろうし、兄弟とは絶縁状態だし、もちろん結婚の見込みなんか皆無だしで、かろうじて片手で十分数えられるほどの友人とクソみたいな安月給の仕事があるが、そんなに遠くない内にSNEPに陥る可能性は低くないからな〜。貯金を食いつぶして、それもなくなったら家で緩慢に餓死するということになるのかな。とりあえず、飼い猫が天寿をまっとうするまでは何とか生き延びたいのだが・・・。先行きは暗い。