新刊で購入。これも描き下ろしは少な目。やはり収録作はどれも素晴らしいが、この巻だと一番は「夢みる機械」かな〜。『マンガは哲学する』でも取り上げられていたけど、夢の懐疑と他我への懐疑がくっついたような中身はとても哲学的。「猫パニック」や「地下鉄を降りて・・・」も少しブラックなユーモア感覚がまたいい。ホントに、何度も言うけど選集じゃなくて完全版の全集を早く編纂してください。