図書館で借りて読了。若者をめぐる言説の戦後史。堅実な内容で勉強になった。時代的には、浅田彰以降のある種の心理学化からが、現代の若者論の源流なのか。あと書きである通り、経済や下部構造をもう少し重視して、客観的なデータに基づいた話をするべきという、あまりにもまっとうすぎる主張はとても大事ですな。本業は何してるのか知らんけど、もっとバリバリと書きまくって活躍してほしいです。