ヌエのいた家

ヌエのいた家

 図書館で借りて読了。この父親への憎悪はイイね。段々弱っていく父親も完全無視、どころか糞尿まみれになって惨めに死んで欲しいとすら思うのが素敵すぎる。
 他の本でもそうだけど、時折あまり話の筋とは関係ない思い出話だとか余談が、タイミングが良いからなのか中身が面白いからなのか(動物好きとしては犬と猫の話だけは強い嫌悪感と怒りで胸糞悪くなったものの)、やたらと効果的。
 前も書いたかもしれんけど、この感じだと、別れた前の奥さんとのこと小説にしたら絶対面白くなるのに。訴えられるの覚悟で挑んでほしいな〜。