やりすぎマンガ列伝

やりすぎマンガ列伝

 図書館で借りて読了。過剰なエネルギーを内包するマンガのマスターピース紹介。マンガ好きなら(読んだことはなくとも)タイトルは全部知っているでしょう。トンデモを笑い飛ばす本ではないです。でも腹を抱えて笑うものもあるけどね。
 馬鹿(バロック)な魅力こそ芸術作品の中心価値、というのは結構有力だと思うがいかがだろうか。そういう意味では、大げさに言うと「美」を考える良い材料かもしれない。
 コンパクトに分かりやすく論評していて読みやすいし、マンガ好きもそうでない人も楽しく読めるでしょう。