2017-04-15 ■ 読書 読書 老いる家 崩れる街 住宅過剰社会の末路 (講談社現代新書)作者: 野澤千絵出版社/メーカー: 講談社発売日: 2016/11/16メディア: 新書この商品を含むブログ (6件) を見る 図書館で借りて読了。空き家問題はニュースなどで目にすることも多く、予想できた中身。全然知らなかったのは、地方都市などで虫食い状に新築が立てられたりする背後にある都市計画の問題。近視眼的なアホ自治体のせいで将来へのツケがどんどん膨らんでいくのは、毎度おなじみクソッタレ国家日本アルアルですな。 解決策は、理解するのは難しくないはずなんですよ。ただそれを実行するのはなぜか途方もなく難しいという。私がクタばるころには、古いマンションはスラムだらけ、タワマンは管理不全、無人の一軒家が醜い姿を日本中あちこちでさらし、一部金持ちだけが綺麗な街に集まって住むというディストピアになるんでしょうかね……。