新刊で購入。著者のファンが長いこと待ち望んだ待望の書。期待通りの素晴らしさ。大学や企業に属していない「アマチュア」にとって、座右の書となりうる充実した内容だった。分厚さにビビる必要は全くない。読みやすいポイント・行間・文字数で見た目で考えるほどのボリュームではないし、それこそ中身で言われているように無理に通読しなくたっていいわけだし。
 ゴミ以下のウジ虫詐欺師どもが書いたビジネス書・自己啓発書の2兆倍くらい役に立つ実用書でもありかつ正統派の「教養書」でもある本書がベストセラーになっているというのは、最近では数少ない嬉しいニュースだ。希望の光は消えていないのかもしれない。