藝人春秋Diary

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 新刊で購入。笑える度は若干下がり、記録文学に近づいたような中身。それでも小倉さんの章の活字漫才はやはり前作に引き続き傑作。ラストで壮大な師匠と妻との縁から感動的な終わり方に流れる素晴らしい部分に加えて、途中でもいよいよ師匠について書くようなことがほのめかされているとくれば、いよいよ集大成的なビートたけし伝が期待できるか。