図書館で借りて読了。

 昭和から平成を代表する芸人の一人であるにもかかわらず、もう一人の代表者たるビートたけしと比べると伝記的事実が圧倒的に知られていない明石家さんまの決定版とも言えるライフヒストリー第1巻。

 あれだけの力量は子供のころからの実践で鍛えられていたことが分かる。スターの青春立身出世物語としても抜群に面白い。個人的には師匠との関係が一番いい話だと思った。これは続きをよまないといけない。

 資料性も抜群で今後の芸能史の基本文献になるのでは。本人が生きている間に証言を聞いて内容のチェックができれば最高なんだが、さすがにそれは無理か……。