図書館で借りて読了。どこまで本当だか分からないが、なかなかに凄絶な幼少期・青年期の話(友人が女子に片目を失明させられたなんてシャレじゃすまないものも……)の前半、障碍者手帳を得て何とか世間でサバイバルしていく中盤(大学時代のエピソードもなかなか。キャットフードやコオロギ食べてたとは)、そしてモテ論の後半と、どれもなかなか面白い。とにかく場数を踏んで試行錯誤し、適応度を少しでも高めて「多少はマシ」な人生を送れるようにするというのは、ある意味非常に実践的かと。
 ツイッターの高頻度更新と本書の内容からするになかなかの観察眼と知性の持ち主だと推測できるので、どうしても本書のプロフィールも作りじゃないかと疑ってしまう。が、そういうことは気にせず読むのが良いのだろう。