キンドルで購入。テレビ番組の書籍化だからか、ボリュームは少な目だが読みごたえはあり。生の声を拾いつつ、アメリカの病理を簡明に説明してくれているのは非常に良い。町山さん、ツイッター上での言動から政治的発言やら社会批評への傾斜を強めている様子で、その内容には賛成できないものも少なくないが、映画評論とアメリカジャーナリズムについては依然として一目置かざるを得ないのが確認できる。