The Objects of Thought

The Objects of Thought

 新刊で購入。「ユニコーンやシャーロックホームズについて何か言うのもゆう意味で真偽あるだろ」という直観を優先する姿勢自体は大いにうなずけるし、心的表象(representation)をもとに非実在を説明するという、直観重視というか直観準拠の方針自体は良いんだけど(サール的ですね)、その中身については残念ながら説明はあんまり具体的にはしてくれてない気がする。ページ数を考えれば仕方ないけどね。
 英語はものすごく分かりやすいけど、分析哲学や論理学の初歩の知識がないとちょっと読むのはつらいかも。