新刊で購入。「クレイトポン」は分量的にはオマケかな。メインの「アルキビアデス」、あれよあれよとやり込められていく流れがいつもながら良くできていると同時に、いつも通りどこか強引でズルいような感触もあり。
 ソクラテスのアルキビアデスへの恋というのは、どういう類のものなんですかね。文字通り現代の同性愛と同じものなのでしょうか。哲学とは関係ない部分で気になります。