Having the World in View: Essays on Kant, Hegel, and Sellars

Having the World in View: Essays on Kant, Hegel, and Sellars

 やっと読了。英語はそれほど難しくはない。内容的には、『Mind and World』の延長線上の話を、カントとセラーズを取り上げながらしているといった感じ。ヘーゲルの話もしているけれど、(なじみがなくてよく分からないというのもあるが)、カント話とからめてという印象だった。
 本書を読んで痛感したのは、マクダウェルのアイデア(めちゃくちゃ大雑把に言って、概念が経験に入り込んでる、でいいのかな)は興味深いと思うんだけど、やっぱりこの手の話はカントをしっかり読まないといけないかなということ。でも、『純粋理性批判』しっかり読む元気は、もうちょっとないかな・・・。宝くじでも当たって、仕事しなくていい身分になんないと無理だ。