真理と述定 (現代哲学への招待―Great Works)

真理と述定 (現代哲学への招待―Great Works)

 図書館で借りて読了。当たり前だが、難しい。タルスキの話は、以前から一体何が重要なのか理解できなかったが、本書を読んでもそれは変わらず。
 第4章から後ろは、それに比べると問題がつかめたので、何とか読めなくもないという感じ。プラトンアリストテレスから、フレーゲラッセル、クワイン、ストローソンなど他の哲学者達に言及しながら、述語(述定)を何とか(普遍みたいなものを指示するのではない、名前と違う仕方)で扱おうとしているということで、いいのでしょうか?
 でもやっぱり、解説なしではつらいですな。哲学マニアか専門家(予備軍含む)向けでしょう。