『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第2部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第2部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第3部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第3部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第4部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第4部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第5部) (双葉文庫)

『坊っちゃん』の時代 (第5部) (双葉文庫)

 図書館で借りて読了。地味でマンガにしにくい素材をこれだけ上手く作品としてまとめた力量は恐れ入る。
 一番気に入ったのは、あまりにもダメな石川啄木がメインの第3部。本当にどうしようもなくて、腹が立つやら笑えるやら。
 あとは、最後の第5部だけ、それまでと違いかなり幻想的な中身になるのも印象的だった。
 私のような無教養人は素直に読めるし、マニアな人は、これが違うあれがおかしいと突っ込み入れながら読むこともできるだろう。オススメです。