■

The Character of Consciousness (Philosophy of Mind)

　ちびちびと読んでやっとこさ読了。いくら読みやすい英語とはいえ、私の語学の力量からすると分厚すぎ。おかげで本の前半部分の中身はもう憶えてない。
　それはともかく、どの論文もできるだけクリアで分かりやすく書こうとしているのは非常に良い。とは言え、2次元意味論の話はどうしても私程度の頭だと、すぐに話がこんがらがってしまうし、扱ってる話が意識とくれば、内容は難しいんだけど。あと、前半は2次元意味論の話が結構頻繁に出てくるので、先に一番最後のappendixに目を通してから読み始めたほうがいいかもしれない。
　というわけで、中身について立派なことが言えないのは情けない。やっぱりどっかで一回英語を集中的にしっかり勉強しないと、何となく目を通すレベルから上に行けないかなぁ。内容的に理解できても、読むのがあまりに遅いと前の話を忘れちゃうし。
　あと、映画『マトリックス』を主題にした論文で、「ネオじゃなくてエージェントスミスがキリスト！！」というのは、言われてみればそう取れないこともない気がした。

　完全な余談。2次元意味論って、何だか危ないオタクが熱弁してそうな響きでちょっと面白い。