四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

四丁目の夕日 (扶桑社文庫)

 新刊で購入。父ちゃんが印刷機械に巻き込まれるシーンと、キチガイの惨殺シーンは圧巻。それ以外の部分は、初期のいましろたかしと良く似ている気がする。
 こういうプロレタリア文学っぽいテイスト(よく分かんないで言ってます。要するに底辺・貧乏・格差+グロで思わず笑ってしまうということ)は、私が知る限りあまり描く人いない気がするので、貴重な作品だと思う。