日本教の社会学 (1981年)

日本教の社会学 (1981年)

 図書館で借りて読了。面白かったのは、真ん中当たりで「空気」をより精密に定義付けしようとしているところと、「実体語」「空体語」を使った話かな。後半の歴史的な話は私ではその当否は判断不能なので評価できないというのもあるが。
 後は、前半でなされる日本型組織の分析はなるほどと思わされることが多かった。
 内容は、今読んでも古びていないと思う。