スプートニクの落とし子たち

スプートニクの落とし子たち

 図書館で借りて読了。著者の東大同期生の1人の人生浮き沈みと、それ以外の同期生のアレコレ。やっぱりみんなかなり偉くなってるね。中には著名人もチラホラといるみたい。面白いことは面白いんだけど、最後のツメは、著者の上品さが出ちゃったかな〜。後藤さんの離婚の原因はっきり突き止めないとダメでしょ。著者がジャーナリストならもう少し食い下がって何とか断片だけでも書けたかもしれないけど、まあしょうがないですかね。
 それにしても、エリート連中の団結というか、年取っても学生時代の同期のコネで助けてもらえるって、非エリートからするといけ好かないなー。エリートだからこそ何でも実力で勝負して欲しい。