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日本人のための世界史入門 (新潮新書)

　図書館で借りて読了。基本的には歴史の教科書的な中身だけど、所々入るガンダムの例えや、猫猫先生のズバっと言い切る論評があって、退屈しないで読めた。
　「キリスト教よく分からん」「西欧の19世紀音楽凄い」「シナや朝鮮は近代化頑迷で近代化遅れた」「〜は別に理由なんかなく、偶然そうなった」等々、はっきりと真っ当なこと言っていて小気味良いですね。
　歴史を題材にした本、文学作品や映画、マンガもたくさん紹介されていて、いちいち「つまらん」「面白い」と律儀に教えてくれているのも無駄に親切で嬉しい。
　ちょっと前に読んだ福田さんの本と比べると、（扱っている歴史の範囲が違うけど）こちらの方が情報量も圧倒的に多いし、断然いいと思います。