図書館で借りて読了。ヤクザやチンピラは大嫌いだけど、ヤクザ映画やマフィアルポなど大好きというのは、ひ弱な似非インテリにはありがちがだ、私もその一人。
 関東連合ができていく時代は、比較的私が若い時と重なるため、もちろん直接の接点はみじんもないが、何となくその時代の雰囲気で「そういえばそんな話あったかも」みたいなのは感じられた。渋谷のチーマーなんて、結構話題になったからね。
 主に関東近辺のアンダーグラウンド史として、それなりにまとまっていて、信頼性は高いと思われます。意外だったのは、都会の不良って珍走団と縁遠いと思っていたんだけど、関東連合の場合結構つながりというか、形成過程に関係あるんですね。でも、名前からしたら当たり前なのか。
 もちろん、本の中身どうこうば別にして、登場人物は全員今すぐみんなクタばればいいと心の底から願いっている。