哲学と対決する!

哲学と対決する!

 図書館で借りて読了。前作のテーマ別から、本書は哲学者別へ。ただ、訳がちょっと直訳調というか、あんまり読みやすいとは……。前作も専門用語ちょっと変な箇所あったけど、文章は普通に読めたからね。
 内容自体はごく普通で、専門に研究している人が論じているから結構語り口が力入っている気がする。だからなおさら訳がもったいない感じがしちゃうかと。
 余談。最後のデリダの解説は、普通に読んだらデリダはやっぱりインチキだって思うんじゃなかろうか。あんなレトリックじゃ全然説得力なしです。