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タイムパラドクス的な設定の矛盾はまあ置くとして、携帯の日記が消えていくのだけはちょっと違和感が。入れ替わりは完全に超常現象だけど、中途半端にハイテク機器が絡むからそこだけ浮いているように感じるのかもしれない。
1200年前の話や祭りの伝承など、語られない部分も結構作りこんでいるんでしょうね。
もう少し縮めてスピード感上げるのと、最後の再会をもう少し上手に描けたらなお良かったのだが。
しかし、なかなか良いとは評価できても、さすがに歴代最高クラスに心を打つ作品とまでは言えないでしょう。ヒットの理由は結局良く分からん。
余談。確かに絵はとても綺麗。ただ、今時のいわゆる「絵師」的な上手さなんだよね。どうも私はそういうのが、質量がないとうか、ペラペラな感じというか、そこまで高く評価できないんですよ。『片隅』の絵と『君の名は』の絵の違いも、きっとそこにあるんじゃないかと。誰かすっきりした説明してほしい。