この名作がわからない

この名作がわからない

 

  新刊で購入。

 「名器」話と主治医をたまたま見つけてうまいこと聞きだしたといった川端関連話(pp.162-164)が特にオモロイが、その他の名作への猫々先生の率直な批評も読んでいて楽しいね。普段のグネグネした文体より、こういう対談の方がアクが抜けてより読みやすいような気がしました。