The Cambridge Companion to Epicureanism (Cambridge Companions to Philosophy)

The Cambridge Companion to Epicureanism (Cambridge Companions to Philosophy)

 かなり流し気味だが読了。英語的にはちょっと読みにくいのも多かった気がする。「エピキュリアン」て言うと、刹那的な快楽主義者をイメージしてしまうが、もともとのエピキュリアニズムって、思索的である意味現代的(唯物論+原子論で神様あんま信じてないし)だったみたいですな。
 あと、以前読んだ古代懐疑論とも共通するのが、哲学と(哲学者の)生き方の密接な関わり。今じゃちょっと想像しにくいけど、興味深いことだ。
 アホみたいな感想だが、古代ギリシアは哲学については本当に凄いと改めて感心しました。次はストア派について何か読みたいな。