憚(はばか)りながら

憚(はばか)りながら

 図書館で借りて読了。創価学会のやり口や、ヤメ検で正義ずらした国会議員が選挙協力を頼んできた話、死んだ闇社会の人物達との交流などはそれなりに面白い。比較的近年の出来事や筆者のシノギの内実など、読者が知りたい部分は触れられていないかぼかされているのは残念。
 それ以外は、若いときのヤンチャ自慢と中身のない説教で、下らなくて読んでもしょうがない。
 文章はうまくまとめられていて読みやすいので、ヤクザがらみのエピソードが好きならば目を通してもいいかも。