統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる (光文社新書)

統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる (光文社新書)

 図書館で借りて読了。明晰で分かりやすく、時事問題と絡めて統計確率を解説してくれているのは良い。ベイズの話も一般向けの本ではあまり出てこない話なので、ある意味で貴重。
 後半は確率統計というよりは、いつもの政府・日銀批判の色が濃く、内容的にはいいのだが、やや前半と断絶感あり。
 いやでも、科学者や技術者だけでなく、官僚や大企業社員はすべからく統計勉強すべきだよなー。公務員試験の必須科目にすればいいのに。