図書館で借りて読了。命と引き換えに何でも望みを叶えてくれるというアイデアは、結構色々なところで見かけるけど、わりと昔からあるようですな。
 一番感心したのは、フェドラにベタ惚れなラファエルが、キャバクラ嬢に入れ込むオヤジのような浪費ぶりが生々しいこと。かなり笑えるし、ある意味恐ろしで引き込まれる。
 巻末対談だと、ポーリーヌよりフェドラのほうが魅力的っていうけど、私はポーリーヌのほうが断然いいな。多分オタが黒髪美少女好みなようなもんだけど。いやいや面白うございました。